2001年に登場した”iTunes”で音楽環境が変化。インターネットラジオで新音源を、楽曲購入もオンライン。テクノロジーの進歩はインターネットにより加速されている。
BOOM BOOM SATELLITES
「OUT LOUD」1998年
音源は98年ですがメジャーデビューアルバムを紹介。初めて聴いた時は度肝抜かれた、トリオだったし。当時の日本の音楽にはめすらしいスタイルが海外のレーベルから出てきたのは自然といえる。なるだけ大きい音で!
Polaris
「Union」2005年
ギターのリフレインやリズムトラックが印象的な日本のバンド。ダブポップというジャンルなのだそうである。リズムが気持ちよい。どのアルバムも彼ららしくいつまでも聴いていたいと思う種類である。SE音も丁寧。
Nujabes
「Metaphorical Music」2003年
ジャパニーズヒップホップのカテゴライズを広げていく音楽性。キャッチーなリフレインが乾いたリズムトラックにのって、風景画のようなサウンドに仕上がっている。ジャンルは違うけど「ドゥルッティ・コラム」さえ思い出す。
Flanger
「midnight sound」2000年
Jazzyな音色のElectronica。抑制の効いたプレイとウェットな音色がムフフです。
herbert
「secondhand sounds」2002年
環境音楽に凝った事がありました。私はハーバート・マシューをテクノ・ハウスと言うよりそちらに近い音と感じてます。特にこのアルバムはその方面の作品集のような風情。
Taucher
「HIGH TIDE LOW TIDE」2001年
いわゆるトランスと言われるダンス物です。2枚組みでアルバムタイトルどおりHIGH面 LOW面があります。LOWはチルアウトサウンドでノンストップの構成がムーディな夜のお供に最適。この人を知るきっかけの曲「PICTURES OF A GALLERY」収録。
BEANFIELD
「HUMAN PATTERNS」1999年
このアルバムはドイツのクラブジャズ・ハウスのcompost recordsから1999年に発表されている。インターネット・ラジオから流れた時、即amazonから購入した記憶があります。もはやどこまでが人の手で演奏されているのか私にはわかりませんが、クールな響きはハード・バップ・ジャズの様な好盤。
THUNDERBALL
「SCORPIO RISING」2001年
サウンドトラック盤のようですが映画の内容は知りません。Thievery Corporationの Eighteenth Street Lounge labelから2001年に発表された本アルバムは、ローズエレピのクールなサウンドをビートに上手くのせています。BEANFIELDもそうですが、エレピが鳴りコンガを叩かれるパターンに弱いのです。