いつしか忘れていたもの

10、20代の頃私も多分にもれず漫画好きで単行本を揃えながら楽しんでました。

最初に集めてたのは確か小学生の頃の矢口孝雄作 “釣りキチ三平”
当然趣味も釣りになり川釣り、海釣りをしながら三平ワールドにハマってた。コンプした単行本だけど20代前半の引っ越しで処分してしもうた。

この頃双葉社発行 “月刊スーパーアクション”を読み始める。SFが好きでこの月刊誌はそのような色が濃かったのです。そこで知った諸星大二郎、星野之宣、板橋しゅうほう、とりみき、花輪和一達にそれから数年にわたり魅了されてくんですがが今日のテーマは諸星大二郎

諸星はユニークな画風とストーリーが多くの漫画家(クリエイター)に影響を及ぼした(いる)と思うけど、その作風の為か意外とマイナーな存在と認識している。当時諸星がスーパーアクションに連載していたのが“西遊妖猿伝”というもの。創作西遊記といった風だが創作具合がとてつもないもので、彼らしいアイデアに包まれたファンタジーだ。

だがこの月刊誌、3年ほどで休刊してしまう。これにはずいぶん落胆した。

これ以降マンガを読む機会がずいぶん減ってしまうが、30代過ぎても書店に行くと彼のコーナーをいつもチェックする存在だった。

件の西遊妖猿伝は、掲載誌を変え、時を隔てながら続編が綴られていたが、1997年8月号のコミックトムを最後に途絶えた。

それがどうだろう、何と週刊モーニングから隔週だけど続編がスタートするという。これは私にとって今年一番のニュースだ。ホントか!疑心暗鬼だったけど講談社のサイトでもきちんと伝えている。10/23の47号巻頭カラー付き40ページだ。今まで月間ペースだったので隔週でも連載は大丈夫かと不安な気もちょっとするがブランクの間にストーリーくらい立てていたんだろう。

西遊妖猿伝は諸星のライフワークとよく言われたが、書き始まったのは1983年6月号のスーパーアクションなので25年に及ぶことになる。実質書いてた期間の方が短いんじゃないかという気がする。そしてこの間我が家には西遊妖猿伝の双葉社版9巻、潮出版社版16巻の2種類が揃った。40代になってこのライブラリーが増える日が訪れようとは思いもしなかった。


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