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熊本・市房ダム、ヒゴタイ公園をぶらり

熊本・市房ダム、ヒゴタイ公園をぶらり
2007年8月

球磨川上流

九州自動車道人吉インターを降り、球磨川上流方面へ向かう。ナビをセットしていたら人吉市内を遠回りしていることに気づく。相変わらずのきまぐれナビだ。道の駅錦を過ぎ、R219を走るとそこはあさぎり町。ビハ公園キャンプ場の看板を見つけ興味本位でハンドルを切ると向かう先には白髪岳。

キャンプ場を拝見するといまひとつ自分の好みではなかった。ぐるっと一周し山を下ると途中に「野鳥の森」がありこちらでちょっと早めの昼食タイム。


程なくR219へ戻り市房山方面へ。この先ガソリンスタンドも無いかなと、湯前(ゆのまえ)町で車を満タンに給油。スタンドでダム方面への新しい道を教えてもらい発進。案の定ナビには無い道でした。町並みは山間部らしくなり・・・、我が家は市房ダムの人工美を堪能する




ダム湖を巡る道には桜が植樹してあるので、春はさぞかし綺麗だろう。風景から鑑みると日向神ダム@福岡のそれより美しいかもしれない。


道はいつしかR388、ダムを離れるとすぐ湯山温泉となり目前は大らかな市房山。山の麓に市房山キャンプ場があったので見学するもこれまたすぐに元の道へ戻る。

5分と経たず、激しい山道へ突入。対向車の気配は無し。好天気の下、ゆるゆる運転を小一時間楽しんで矢立高原へ到着し道路沿いに民家がぽつぽつ見えてきた。暫く後R265へ左折し、椎葉村を目指す。(此処まで対向車4台)


再度くねくねと続く山道。車窓は半分山肌、半分崖で景色を堪能することも無い。湧き水がある所を見つけて休憩停車する。聴こえてくるのは風と鳥の鳴き声だけの世界だ。



椎葉の里

数十分走って視界が開けた。飯干峠と脇に書いてある。停車してみるとスンバラシイ景色!で、此処から山道を下ると椎葉村となる





椎葉村へ到着。私は幼い頃何度かここを訪れている
当時の夏休み、延岡からバスで数時間かけ、崖道を対向車との離合を繰り返しながらやっとやっと着いた。親戚に連れられて遊んだ川は清く冷たく岩だらけ。川べりの木を蹴るとカブトムシ、クワガタ、カミキリムシががぼこぼこ落ちて、沢山のセミが一斉に飛び立つ。
夜になると星明り、月明かりが山村を照らし、蛍が家の中までやってくる。りいたんにも体験させてあげたい自然の宝庫、そんなピュアな思い出が私の椎葉村感



30数年ぶりに来た椎葉村はやはり美しい。変わってしまった所もあるんだろうけど川辺を見ると昔の自分が居そうなくらい綺麗だ。

今日の宿泊地はまだ先。ゆっくりしたいけど時間がないね
此処まで来てもったいないなぁと思うけど、ぶらりきままのドライブなので仕方なし。また別の機会に私の原体験をりいたんにも分けてあげたい



歌瀬キャンプ場

椎葉村からR265を進み五ヶ瀬川沿いを走る。まだまだ深い山間だ。思った以上に時間が過ぎ、今日行きたかった四季見原すこやかの森キャンプ場は断念。熊本県境まで来たところで代わりの歌瀬キャンプ場へ予約した。九州一と思われる絶景キャンプ場は今年もお預けだ

R218との分岐を右折、R265をそのまま蘇陽町へすすむと左手に新しいスーパーあり。夜食を買い込む。さらにそよ風パークでもおみあげを購入しやっと歌瀬キャンプ場。既に幾つかのサイトが出来ていて我が家も急いで設営


なんとかゆっくりできた時には既に月明かりの夜。ムード満点の夜空と風景を楽しみつつ、ちょっと早めに就寝也




本日も天気良し、しかしながら午後から崩れるということなので早めの撤収 & 出発




ヒゴタイ公園

歌瀬キャンプ場を出発し、本日もR265をすすむ。阿蘇・高森、そして根子岳近くまできてR265を離れ、波野方面へ右折。細かな地元ロードを巡って、産山村へ。さらに細かな山道を走って着いたのは阿蘇の風景が素晴らしいヒゴタイ公園

公園内には傾斜がきつい道もあるけど、今日のりいたんは頑張って歩いている。嬉しいね、来た甲斐があったよ。予報通りの曇り空になったけど、草花の美しい公園を散歩するのにちょうど良い











下鶴荘

瀬の下高原から黒川方面へR442を進む。黒川温泉街手前から左折して山道へ入り絶景温泉、下鶴荘で立ち寄り湯。運よく空いていた家族風呂へイン!
ここは本来家族風呂でなく、露天風呂を選ぶべきだ。そのほうが阿蘇をいただく素晴らしい風景が堪能できる。


家族風呂の設備はお世辞にも良いとはいえない。小屋の様な造作、狭い更衣室、窓も壊れ気味。そしてお湯は山の頂上にあるためか新鮮味が無かった。澱んだ色で温度も低い。ただ、そのロケーションから得られる眺望、開放感は此処ならでは。



以上、熊本・市房ダム、ヒゴタイ公園をぶらり



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